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VPNで「不審なログイン」通知が来る|原因と止める順番

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最終確認日:2026-10-05

VPNをつないでログインした直後に「不審なログイン」「通常とは異なるサインイン」の通知が届くことがあります。**原因の多くは、VPNの接続先が「いつもと違う場所」と判定されたことです。**Googleのヘルプは、普段と異なる場所からのログイン操作を検出すると保護のためにブロックや通知をすると説明しています。

ただし、本当に第三者がログインした可能性もゼロではありません。**まずメールのリンクを押さずに、自分でアカウントを開いて履歴を確かめてください。**履歴の場所と時刻が自分のVPN接続と一致すれば、通知の原因はVPNです。

最初に通知が本物かを確かめる

通知メールの中のボタンやリンクは押さないでください。「不審なログインがありました」という文面は、フィッシング詐欺でもよく使われる手口です。

確かめるときは、ブラウザのブックマークや公式アプリから自分でアカウントを開きます。

  • Google:Googleアカウント →「セキュリティ」→「セキュリティ イベントを確認」
  • Microsoft:Microsoftアカウント →「セキュリティ」→ サインイン アクティビティ

アカウント側の履歴に同じ日時のログインが載っていなければ、届いたメールは偽物の可能性が高いと判断できます。偽メールの見分け方はフィッシング詐欺の見分け方|個人ができる対策を冷静に解説にまとめています。

自分のVPNが原因かを見分ける

履歴に載っているログインが自分のものかは、場所・時刻・端末の3点で照らし合わせます。

照らし合わせる項目自分のVPNなら第三者を疑うなら
場所(国・都市)VPNでつないだサーバーの国や都市VPNでも使っていない国や都市
時刻VPNをオンにしていた時間帯寝ていた・使っていなかった時間帯
端末・ブラウザ自分のスマホやパソコンの機種持っていない機種・見慣れないOS

3点とも自分の操作と一致すれば、通知の原因はVPNです。VPNアプリの多くは、接続先サーバーの国や都市を画面に表示しています。履歴の地名とアプリの表示を見比べてください。

日本のサーバーにつないでいても、履歴の都市が大阪や東京などの別の地名になることがあります。VPNサーバーの所在地が表示されるためです。Microsoft Q&Aの回答でも、VPNやプロキシを経由すると普段と違う場所として表示されることがあると説明されています。

身に覚えがないときにやること

3点のどれかが合わないときは、乗っ取りを前提に動きます。順番は次のとおりです。

  1. パスワードを変更する:VPNを切った状態で、公式サイトやアプリから変更する
  2. ほかの端末からログアウトさせる:Googleは「お使いのデバイス」、Microsoftはセキュリティ設定からログアウトを実行する
  3. 二段階認証を有効にする:すでに有効なら、登録された電話番号や予備のメールアドレスが自分のものかを確認する
  4. 同じパスワードを使い回しているサービスも変える:1つ漏れると、使い回し先も狙われやすい

使い回しが多い人は、変える順番を先に決めると迷いません。パスワード漏洩の警告が大量に出た時|直す順番の決め方で優先順位のつけ方を解説しています。二段階認証のアプリ選びは二段階認証アプリの選び方|機種変更で詰まないおすすめを冷静比較を参考にしてください。

通知を減らす4つの方法

自分のVPNが原因だとわかったら、通知を減らす方法は4つあります。どの方法でも、通知が止まるとは限りません。GoogleもMicrosoftも、何を「不審」と判定するかの基準を公表していないためです。

ログインのときだけVPNを切る

確実さで選ぶなら、ログインの操作だけVPNを切る方法です。ログインが済んだらVPNをオンに戻します。GoogleやMicrosoftのログイン画面は通信が暗号化(HTTPS)されているため、自宅のWi-Fiなら切っている間も中身は読まれにくい状態です。

カフェや駅の公衆Wi-Fiでは、VPNを切ったままパスワードを入力するのは避けてください。公衆Wi-Fiでの使い分けは公衆Wi-FiにVPNは必要?危険性と現実的な対策を冷静に解説で整理しています。

接続先を日本の同じサーバーに固定する

VPNアプリの「自動で最適なサーバー」設定は、つなぐたびに国や都市が変わることがあります。接続先を日本のサーバーに固定すると、場所の変化が小さくなります。

それでも、同じ国内サーバーの中でIPアドレスが毎回変わるVPNは多くあります。IPアドレスが変わるたびに、サービス側から見ると「新しい接続元」です。通知が減っても、ゼロにはなりにくい方法です。

Googleなどのサイトだけ外す

スプリットトンネリングという機能を使うと、指定したアプリやサイトだけVPNを通さずに通信できます。メールやクラウドのアプリを外せば、ログインはいつもの回線で行われます。

外せる単位はVPNとOSの組み合わせで違います。iPhoneはアプリ単位で外せないVPNが多い点にも気をつけてください。仕組みはVPNのスプリットトンネリングとは?使い方と対応VPNの選び方で解説しています。

固定IPのVPNに替える

固定IPのVPNは、つなぐたびに同じIPアドレスが割り当てられます。サービス側から見ると、毎回同じ場所からのログインです。VPNをオンにしたまま毎日ログインする人には、4つの中で通知が減りやすい方法です。

ただし、固定IPでも初回のログインは「新しい場所」として扱われます。最初の数回は通知が来る前提で、履歴に自分の操作として残していきます。

VPN × 不審なログイン通知 | 減らし方の比べ方

通知を減らす4つの方法

どの方法でも通知がゼロになる保証はありません

通知の減りやすさ手間費用
ログインのときだけVPNを切る 自宅Wi-Fi向き ○ VPNが原因なら減る △ 毎回切り替える ○ 追加費用なし
日本の同じサーバーに固定 いまのVPNの設定変更 △ IPが変わると残る ○ 一度設定すれば済む ○ 追加費用なし
サイトだけVPNから外す スプリットトンネリング △ 外し方しだい ○ 一度設定すれば済む △ 対応VPNが必要
固定IPのVPNに替える マイIPなど ○ 毎回同じIPになる ○ つなぐだけ △ 月額がかかる
  • ※GoogleやMicrosoftは「不審」と判定する基準を公表していません
  • ※固定IPでも、初めてそのIPからログインしたときは通知が来ることがあります

セキュリティくらべ

通知を無視し続けるのは避ける

VPNが原因だとわかっていても、通知を毎回読まずに消す習慣はやめてください。本物の乗っ取りの通知が来たときに、見落とすからです。

通知が来たら、履歴の場所がVPNのサーバーと一致するかだけは確認します。手間に感じるほど通知が多いなら、上の4つの方法で通知そのものを減らすほうが安全です。

同じ理由で起きる症状に、画像認証の「ロボットではありません」が何度も出る現象があります。こちらはVPNで「ロボットではありません」が頻発する原因と直し方で扱っています。

よくある質問

Q. 通知が来たら、すぐにパスワードを変えるべきですか 履歴の場所・時刻・端末が自分のVPN接続と一致していれば、変える必要はありません。1つでも合わない項目があれば、VPNを切った状態ですぐに変更してください。

Q. 不審なログインと判定されて、アカウントがロックされました Googleのヘルプでは、普段と違う場所からのログイン操作をブロックすることがあると案内しています。VPNを切り、いつも使っている端末と回線から本人確認の手続きをやり直してください。Instagramで起きた場合はVPN中にインスタへログインできない|原因と直す順番が参考になります。

Q. 海外のサーバーにつないだときだけ通知が来ます 海外のサーバーは、国が変わる分だけ「いつもと違う場所」と判定されやすくなります。日本でログインする用事があるときは、日本のサーバーに切り替えてからログインしてください。

Q. 固定IPのVPNなら、通知は二度と来ませんか 二度と来ないとは言えません。判定に使われる情報はIPアドレスだけではなく、端末やブラウザの変化でも通知されることがあります。

毎日VPNをつないだままログインする人の選び方

在宅ワークや外出先で、VPNをオンにしたまま毎日ログインする人は、固定IPのVPNが選択肢になります。国内では、インターリンクのマイIPが個人でも申し込める固定IPサービスです。

マイIP(最終確認日:2026-10-05)

  • 運営:株式会社インターリンク(日本の会社)
  • 料金:マイIPは初期費用0円・月額1,100円(税込)、マイIP ソフトイーサ版は月額1,320円(税込)×固定IP数(公式料金ページ)
  • 接続方式:PPTP/L2TP/IKEv2/WireGuardに対応(公式サービスページ)
  • 無料体験:公式ページに「最大2ヶ月の無料体験」と記載。体験期間内に退会すれば費用はかからないと案内されています

注意点が2つあります。1つ目は、マイIPは複数の端末で同時に接続できないことです。公式FAQでは、先に接続した端末が優先されると案内されています。2つ目は、接続先が日本の固定IPだけで、海外のサーバーには切り替えられないことです。海外から日本のサービスを使う目的なら、マイIPは向きません。

ログインが週に数回だけの人は、固定IPを契約しなくても済みます。ログインのときだけVPNを切る方法で十分です。固定IPの用途全体は固定IPが必要な人向けVPN選び|リモートワーク・自宅サーバー・海外赴任での注意点で比べています。

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